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小鳥の飼育 – アイン動物病院

小鳥の飼育

野生で、群れの中で生活している鳥は、病気で衰弱している様子を示すと外敵に襲われるため、できるだけ健康であるように振舞います。他の動物以上に身体に疾患があっても症状を表に出すことをしません。死ぬまで症状を出さないことさえあります。だからこそ、飼い主様が、普段のごくわずかな変化も見逃さず病院にアドバイスを求めることが重要なポイントとなるのです。当然、病院に来ると鳥は緊張しますから、元気に振舞うかもしれません。しかし、それは治ったということではありません。ひとも緊張すると体が”シャキッ”っとするのと同じです。

小鳥を飼う前に、診てくれる動物病院を探しておきましょう

毎日観察し、きちんと記録しましょう


鳥は他の動物以上に症状を隠します。
小鳥は野生では弱い生き物(捕食される動物)なので、病気や弱っていることを隠します。
病院にいくときは、観察日記も一緒に持っていくようにします。

死ぬ直前まで食事を食べる事があります。
食事を食べなかった鳥は、病気がかなり進行し、重篤な状態となっています。食欲がなくても、食べなくても、食べる振りをする鳥もいます。飼い主様が毎日の便の色や数を数える事によりその鳥が本当に食べているかどうかがわかります。

 

観察日記は毎日同じ時間につけます。
なるべく活動する時間帯がよいでしょう。

鳥種 平均寿命
文鳥 15~20年
カナリア 15~20年
セキセイインコ 22~25年
ラブバード 20年
オカメインコ 25~30年

小鳥は短命で、病気になったら助からないと思って、病院に連れて行かない飼い主様もまだまだ多いのですが、きちんと飼育し、健康管理をすれば20年~長寿の小鳥で30年というのもいるのです。

 

飼い鳥の種類と飼いはじめた時期

どこから手に入れましたか(ペットショップ・知人など)

他にも小鳥を飼っていますか?他の動物は?

小鳥の症状はいつごろからですか?

前にも小鳥を飼っていたことがありますか?どんな小鳥ですか?

どんな環境で飼育していますか?運動や接し方は

今までにも病気をしたことがありますか?何か投薬しましたか?

サプリメントを与えていますか?

繁殖させたことがありますか?

 

小鳥を飼うことは、あなたの時間やお金を小鳥のために使うことになります

☆小鳥のために時間を割くことができますか?
 
☆あなたは留守が多くないですか?
 
☆毎日愛情を持って接し最期まで世話ができますか?
 
☆家族全員が協力して飼うことができますか?
 
☆小鳥の病気や予防のことを知っていますか?
 
☆病気の時の介護、そして医療費がどんなものか知っていますか?
 
☆小鳥に最適な環境を提供できますか?
 
 

小鳥のことをよく理解し、飼う小鳥にあった環境を与えてあげましょう。