2019/12/14
健康管理は飼い主の愛情
犬は個性ある生き物で家族の一員です。その家族の健康管理には、良質のドッグフードと快適な生活環境が重要です。そして病気にかからないように予防できることはしてあげることも大切です。毎日コミュニケーションしながらあなたの愛犬の様子を見て、もし何か気にかかることがあれば、かかりつけの獣医師に相談してみましょう。
人と暮らす犬は飼い主様の生活環境の違いこそあれ、多くの危険にさらされています。快適な住まいは一年中ノミやダニの繁殖地となり、外に出れば交通事故の危険があります。また、部屋に置かれた植物、家具や敷物などにも防腐・防カビ剤が塗られています。有害な化学物質は身近にたくさん存在します。このような危険から守るのも飼い主様の責任です。
日々の過ごし方で
- 季節に合わせて
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日本には四季があります。人間が暑いと感じるときは、犬も暑く食欲不振などで体力もなくなります。また、寒い季節はいくら犬が寒さに強いといっても室内で飼われている犬は寒さに弱くなっています。あまりの過保護は犬が環境に順応する力も奪ってしまいます。冬に外に出るのをいやがったりするときは普段の生活場所が暖かすぎないかみてみましょう。常
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に快適環境にしておくと体の機能が働かなくなります。これは飼い主様も同じです。お天気の良い日は犬といっしょに外で遊びましょう。
- 良質な食事を
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家族だからといって家族と同じ食事は絶対に避けましょう。犬の必要とする栄養素は私たち人間とは異なります。そして犬の1年が人間の15~16年であること、以降の1年間で4歳ずつ歳を重ねていくことを理解しましょう。犬の10歳は人間の50歳くらいになります。犬のためにも食事は犬専用の良質なドライドッグフードだけを与えましょう。
- 犬種に合わせて
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同じような犬であっても犬種によりその運動量は全然違います。小型犬でも猟犬であるビーグルやスパニエル、シープドッグは動物を追うことを目的に作られているので走らせてあげることが必要です。テリアなども大きさに関係なく運動させてあげないとストレスを与え、問題行動などの要因にもなります。飼うときはその犬のことをよく勉強し飼い主様とその環境に合った犬を選ぶようにしましょう。
健康のために、愛犬の健康な時の状態を知っておきましょう。そのためには常に飼犬と接し、毎日の状態を確認しておきます。また、かかりつけの動物病院などで健康な状態を聞いておくのもよいでしょう。
できる限りの予防をしましょう
まず犬を飼う前に動物病院に相談しましょう。そして新しく犬を飼い始めたらまず健康診断を受けます。そのときに検便や血液の検査だけでなく病気予防のワクチン接種や駆虫などをしてもらいましょう。そして育て方や犬の病気、予防のことなどをよく相談しましょう。