2019/12/14
子犬が家にきたら
子犬はとてもデリケートです。正しい子犬の扱い方をしましょう。子犬は子犬なりに緊張しストレスを感じ、疲れています。可愛いからといって、頻繁に抱いたり、むやみに構わないようにしましょう。いじりまわすと体力のない子犬は元気や食欲を無くし、下痢をすることがあります。
慣れるまで、静かに見守りましょう
子犬がお家に慣れ、落ち着くまでは静かに見守るようにしましょう。先住の動物たちがいる場合やちいさい子との接触はそれからにしましょう。
初めにすること
無理なく新しい環境に馴らすようにするために、家に着いたらまずキャリ-から出し、すぐトイレの場所に連れていきます。そこで排泄をさせ、寝場所に決めたところで休ませます。
側に新鮮な水を用意し、ゆっくり休ませ疲れをとります。元気な子ならやがて、そこがどんな場所か必ず臭いをかいで探索し始めるので、気をつけて見守ってください。
こうした際に必ず自分で適当な場所を選んで排泄しようとしますから、そのような様子が見られたら急いでトイレの場所に連れて行きます。
子犬が初めて来た日、子犬の場所はトイレを入れて畳半畳で十分です。慣れてきて、トイレの場所できちんとできるようになったら、少しずつ行動範囲を広げることがポイントです。子犬がトイレを失敗するのは、行動範囲が広すぎるということなのです。
そして、子犬は名前で呼びましょう。犬にも聞き取りやすいあまり長くない名前がいいでしょう。
最初の食事も今まで食べていたフードがいいと思いますが、中には高カロリー高嗜好食のお勧めしたくないフードの場合もあります。掛かりつけになる動物病院で相談されるといいでしょう。
子犬の社会化
子犬の社会化はとても大切なことです。【三つ子の魂百まで】という言葉があります。幼児期に形成されたことは大人になっても変わらず持ち続けていることです。犬も人と同じです。人より成長の早い犬は生後まもなく『社会化期』を迎えます。この時期にいろいろな経験をすることで社会に必要なことを学習していきます。
犬の社会化期(3~12週齢)には積極的に他の子犬とじゃれさせたり、飼い主様が外出してもひとりで留守番ができるようにしましょう。また、来訪者にも引き合わせたりし飼い主様以外の人にも慣れさせましょう。
※他の犬との接触はワクチン接種や寄生虫の駆除をしなくてはいけません。あなたの犬だけでなく、他の子犬のためにもです。