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子犬の簡単性格テスト – アイン動物病院

子犬の簡単性格テスト

生後50~80日齢までに応用できる、簡単なテストです。

テストする部屋(できれば初めての場所がよいです。)の真中に子犬を置いてもらいます。それからテストする人が子犬のそばに歩み寄り、床に座ります。このとき、犬に話し掛けたり、動いたり、犬の目をずっと見たりしないようにしてください。
テスト 判断
1 子犬はすぐに人に飛びついて乗ろうとしたりじゃれたりする。  
2 子犬がすぐにそばにやって来て、匂いをかいだりかまってほしいという動作をする。

3 そばには来ないけど人に注目し、円を描いて廻ったりし、人に興味を示しているように見える。  
4 子犬が目や背をむけたり、人から遠ざかろうとしたり、怖がって震える。  
テストする人を見ていることを確かめて立ち上がり、数歩下がってから子犬が寄ってくるように手招きしたり、声を掛けたりします。人は座っていてもかまいません。
テスト 判断
1 子犬はすぐにテストする人のそばに寄ってくる。  
2 興味を示しながら、ゆっくりと寄ってくる。

3 人に飛びつかんばかりに寄ってくるが、すぐに離れるということを繰返す。  
4 固まって震えている。

×

5 テストをする人を無視して離れていく

×

関心を示さなかったり、怖がったりする子犬は良い伴侶になりにくいでしょう。

動物のヌイグルミや毛羽立った生地の切れ端などを紐でつなぎ、子犬から約2mくらい離して地面を這うように動かします。
テスト 判断
1 興味は示すが、積極的に追わない。  
2 すぐにおもちゃを捕まえようとじゃれる。

3 すぐにおもちゃを捕まえ、噛んで振り回す。  
4 興味を示さないで、固まり震えている。

×

興味を示して追いかける子犬は、訓練の動機付けがし易いということになります。ただし、過剰に反応する子犬は、他の動物や子供など動くものに対して非常に興奮する傾向がありますので、作業犬などには良いかもしれませんが、一般家庭で飼うといろんなことに反応、興奮し吠えるということも考えられます。

子犬を優しく立たせます。そして、手のひらで胸を包むようにして足が床から5cmほど離れるまで持ち上げ、10秒ほどそのままにします。そのとき、子犬に話し掛けてはいけません
テスト 判断
1 力を抜き、静かにされるままになっている。

2 不安になりもがく。  
3 持ち上げた人の手を噛みにくる。  
4 ひどく暴れる、もしくはじっと動かないで力を入れて硬直している。  
子犬を優しく仰向けにして、胸を手で抑え、10秒ほどそのままにします。子犬と目を合わせ、素直に従うかを見ます。
テスト 判断
1 されるがままで力を抜く。  
2 少しもがくが、すぐに静かになり目をそらす。  
3 ある程度もがくが、しばらくすると観念し力を抜く。  
4 テストする人をきつく見つめたり、抜け出そうとして体をくねらせる。また、手を噛みに来たり、引っ掻いたりする  
小さな軟らかいボールなどを手にし、子犬がボールに注目したら3mほど投げます。
テスト 判断
1 子犬はボールを取って、テストする人のところに持ち帰る。  
2 投げたものを確かめたり、噛んだりして遊ぶが、人のところへは持って来ない。  
3 まったく関心を示さない。  
小犬を抱き上げ、人の顔に近づけて優しく抱きしめます。
テスト 判断
1 顔を舐めようとする。または、顔は舐めないが人の関心を求める。  
2 力を抜き、抱かれたまま体を人に任せる。  
3 体を硬くして動かない。  
4 体を硬くして必死でもがき、腕から抜け出そうとする。