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皮膚の病気 – アイン動物病院

皮膚の病気

皮膚は弾力性があり怪我をしても自己修復できるようになっています。皮膚には免疫細胞があり、傷があると修復しようとします。そのときに炎症がおこります。

ほとんどの場合、皮膚は被毛で守られています。動物同士のケンカなどで咬まれても被毛があるのとないのではダメージも違います。また、紫外線が直接皮膚にあたらないよう保護し、体温維持という大切な役目を持っています。

皮膚の病気には一次的なものと二次的に起こるものがあります。そしてその原因となるものはさまざまで原因を突き止めない限り完治することはありません。原因となるものには寄生虫、白癬などの感染症、ホルモン異常、免疫疾患、遺伝性、栄養状態、腫瘍、不潔な環境などがあります。検査には血液検査の他パッチテストや食事などがあり原因を究明していきます。

アレルギー性皮膚炎 ノミやダニ、花粉などの外からの物質に過剰に反応するために起こります。
脂漏性皮膚炎 皮膚を保護する皮脂の分泌が多すぎたり少なすぎたりすることで起こります。
膿皮症 皮膚についた細菌が増殖して起こる皮膚病
毛包虫症(ニキビダニ症) 別名アルカスともいいます。ダニの寄生で起こります。
かいせん症 ダニが皮膚に寄生して起こります。
ツメダニ症 ケイレテイラ皮膚炎ともいいます。
皮膚糸状菌症 真菌というカビが増殖して起こります。
耳疥癬 外耳道にダニが寄生することで起こります。
内分泌の異常 ホルモン分泌の異常から起こります。
皮下膿瘍 皮膚の傷口から細菌が入り感染することで起こります。
指間皮膚炎 足の指の間に起こる皮膚炎です。